ウイルス性腸炎のXmas
たくさん患者さんがいるのは分かっていましたが、まさかこんなことになろうとは…(>_<)
23日0時20分 突然の吐き気から悲劇は始まりました。朝には立派な腸炎に。家族に伝染さないため、2リットルのスポーツドリンクを持たされ隔離。
☆ここでポイント1☆
冷たい飲み物は胃腸への刺激&負担が大きいので、なるべく室温に。
☆さらにポイント2☆
発熱、嘔吐、下痢が続く時は、水分とともに電解質も失われるので、水ではなく経口補水液(湯冷まし1リットル+砂糖大さじ4と1/2+塩小さじ1/2)を。これが一番良いのですが、面倒な時はスポーツドリンクを少し薄めて代用しても可。ただし、カロリーが高く、電解質が少ないので注意が必要。カフェインを含むコーヒー、紅茶、お茶などは脱水を助長するので不可。
今までどんなに具合が悪くても、食欲だけは落ちなかった私が、今回だけは食べられなかった!
結局、24時間絶食でした。その後、2日間はお粥だけ… その間にクリスマスは行ってしまいましたとさ
おしまい(T_T)/~
☆ポイント3☆
吐き気が強く食事が取れない時や、食事が刺激になって症状が悪化する時は無理せず胃腸を休めても良い。ただし、健康で体力のある方で、水分はしっかり取れる場合に限ります。食事を休むのは続けて3食まで。つまり24時間以内です。それ以上食べられなかったら、すぐに受診を。もちろん、水分が取れない時は即受診して下さい。
☆ポイント4☆
おなかの調子が悪い時、どんな食事を摂ったらいいのか迷う時は、便の形状を参考にします。例えば、水様便の時は水分を、泥状便の時は粥状の食事を…というように便の形状と同じような食事にするとよいでしょう。
楽しいイベントを楽しめるのも、健康で元気だからこそ。手洗い・うがいを忘れずに、よいお年をお迎え下さい。(M・F)
[ 更新:2010-12-29 09:32:14 ]