反戦への思い
戦争を起こさない力になれる生き方をしたいと思います。
新聞や雑誌で俳優のインタビュー記事などで、反戦への思いを知り、それまで知らなかった一面を知り、尊敬の念をいだくことがある。映画「釣りバカ日誌」の主演である三国連太郎さんもその一人であるが、今回、加藤剛さんへのインタビュー記事を読んで感動した。
五味川純平原作の「人間の条件」のテレビドラマで主人公「梶」役を演じたことが大きな出会いだったと語っている。「梶というだけで名前のないこの男は、戦場に駆り出された数多くの日本の男達の総称です」「地球上に戦争という不条理がある以上、その戦争の正体、真の姿を追求していくことが、俳優の仕事の基本ではないかと思うようになりました。」「今もし、現代の日本人である私達が梶達の遺書に心底応えることができるとしたら、それは日本国憲法第2章戦争の放棄、第9条だと思うのです。」
木下恵介監督のメッセージもすばらしい。「せめてわれわれは平和憲法を守り抜かなければ、愚かな戦争で死んだ人たちの魂は安らかに眠れません。」私も戦争を起こさない力になる生き方をしなければと思った記事だった。(Y.Y)
[ 更新:2010-03-12 13:33:38 ]