専門家の責任を考える

薬剤師としての責任は、安全な薬の使用と副作用チェック

原子力発電は使用済み燃料の処理方法が確立されていないのに、ここまで進んで来ました。安全神話は、原子力発電を進めたい政府と、利益を得る電力会社などの企業とそれに組みする科学者らによって作られました。専門家である科学者が自分の良心に反して安全でないものを安全と言うことは許されないことです。原子力発電に警告を発した科学者もいましたが、その声は封じられたようです。
専門家としての責任ということでは、自分はどうだろうかと考えました。私たち薬剤師にも薬害を起こさないために専門家として責任があります。薬局の薬剤師は、調剤するにあたって、安全な薬の使用が求められます。安全性が確立していない新薬をどうしても使用しなければいけない時は副作用をチェックしながら、使用していくなどです。
難しいのは薬の評価です。製薬会社が出すものは都合の悪いデーターが隠される傾向があります。ガイドラインでさえ製薬会社の意向が入っていると言われています。私たち薬剤師も患者さんの立場にたった正義と良心が求められると思います。（Y.Y）

[ 更新:2011-07-12 15:53:52 ]