認知症を考える
認知症の初期症状が出たら、まずは正しい診断が必要です。専門医への受診を。
11月21日に開かれる北海道民医連学術運動交流集会に「認知症患者への薬局の援助」というテーマで発表します。まだ、内容はまとまっていませんが、発表のために調べたり、考えたりすることが勉強になります。取り組むことに意義ありというところです。
11月7日に開かれた十勝高齢者大会の講演「認知症について」を聞いてきました。認知症の初期はCTやMRIではわからないので、専門医による診断が大切です。運転免許の更新時に、75才以上の場合は「認知機能検査」をするとのことでした。若いときから糖尿病や高血圧にならない食生活が大事ということは、認知症と糖尿病の予防は同じですね。声を出して本や新聞を読むのがよいとのことなので日常生活に取り入れるとよいと思います。
薬局の役割としては、薬を飲む上での困難があれば、解決法を考えること、家族が困っていることを聞いて相談にのること、介護サービスが必要な場合は介護認定をすすめることなど、医療機関だけでなく、居宅介護支援事業所など介護施設とも連携が必要と考えています。(Y.Y)
[ 更新:2010-11-10 16:37:13 ]