薬剤師も日々勉強です
薬剤師は薬だけでなく、幅広く医療のことを学ばなければ、患者さんに喜んでもらえません
薬剤師が調剤するにあたって、薬のことだけ知っていればよいというわけではなく、病気のことも知らないと薬がどのように作用し、どのような効果があるか、患者さんにわかるように説明できない。私が薬剤師になって2.3年目の頃、心に浮かんだ疑問は「薬剤師は病気のことも検査データーの見方も知らなければいけない、どこまで勉強しなければいけないのだろう」ということ。大学で臨床的なことをあまり学ばなかったせいかもしれない。
薬局で薬を渡す時、飲み方や薬の作用だけではなく、検査データーの説明や生活上のアドバイスを行うこともあり、患者さんが「そうね」とすっきりした表情で帰られるとうれしくなる。診察室で医師が説明できなかったこと、看護師が説明できなかったことを、最後に薬局で説明できることもある。どこまでという答えはなく、患者さんのために必要な勉強をするしかない。自分が学んだことを患者さんに返せる仕事なので幸せだと思う。(Y.Y)
[ 更新:2011-02-17 09:23:18 ]