幸せとは

３．１１の大震災は、人はどう生きたら幸せなのかを問いかけている。

風邪をひいてしまった。のどの痛みを感じた翌日は鼻水がとまらず、その次の日から、咳が出始め、気管が苦しくなり、進行していった。風邪をひくと何もする気が起こらず、風邪の症状がつらくて、「風邪をひかずに仕事をできているのが幸せだった」と思う。失うと、その前の普通の状態が幸せだったと気づく。
３，１１の大震災もそうだった。日常があっという間に失われ、幸せについて考えさせられた。　経済は成長したが、本当にこれで幸せになったのだろうか、豊かさとは何だろう。
「世界一幸せな国ブータン」の「国民総幸福は国民総生産よりも大切である」に共感できるが、幸福というのは何を指標にしているのだろうと思っていた。ブータンでは国民の９７％が幸せと感じているそうだが、仏教の教えが日常の生活信条という話しを聞き、信仰と深い関係があることがわかった。
３．１１が教えてくれたもうひとつ大事なこと、「原子力発電はゼロにすべき」。幸せと原子力発電は共存しない。原発ゼロへと意志表示をしたい。（Y.Y）

[ 更新:2012-12-12 17:17:19 ]