秋の日はつるべ落とし
秋が深まっているのを実感します
最近寒い日が続いていますが、皆さんどのように過ごしていますか。
秋分の日も過ぎ日がどんどん短くなっています。秋の日はつるべ落としといいますが、「つるべ落とし」は釣瓶が井戸にストンと落ちていくように、あっという間に日が沈むことの形容で使われます。秋の日の入りの速さをとてもうまく言い表しているように思えますが、日が落ちるスピード(時間当たりに太陽が下に沈む早さ)とういのは、実は夏も冬も変わらず、緯度で決まっていて、赤道に近づけば近づくほど速くなります。秋分の時期は1年で最も日が短くなる時期です。実際、帯広の9月の日の入りの時間は月の初めと終わりで51分も短くなっています。6月が11分しか変わらないことを考えるとどれだけ日の入りが早くなるかがわかります。秋の日はつるべ落としというのは、1日ずつ日の入りが早くなっていくこの季節を感じさせる言葉なのかも知れません。(T.K)
[ 更新:2011-09-28 07:48:16 ]